こんにちは。
米子力研究所のバケツマンです。
本日は、長年抱えておりましたある問題について天啓のようにアイデアが降ってまいりましたので、こうして筆を取りました。
そのアイデアとは何ぞやといいますと、
通勤時にyoutubeを流しっぱなしで聴取するよりも、朗読サービスに加入した方がコスパが高いのではないか?
というものです。
もちろんここで即決していただければ話は早いのですが、人それぞれの使用状況やプランによってコスパが見合うかどうかがガラッと変わってきますので、まぁ落ち着いて聞いてください。
また、料金プランや使い勝手などについては、2024年8月現在の体感と情報をもとにしています。
時々刻々変化する可能性がありますので注意願います。
それでは行きましょうか。
前提条件として、今回のようなケースで悩みを抱えるに至った経緯は以下のとおりです。
- 片道1時間の車通勤をしているリーマンである
- あらかじめ用意したyoutubeのプレイリストに従って、朗読もしくは解説動画を車内のオーディオで流して聴取している
- スマートフォンの契約は楽天最強プラン
- 通勤時に使用するデータ通信量を除外すると1GB程度に収まる
- データ節約モードを使用している(だって画面は見ないから)
としよりの私生活をかいま見させないでほしいんですけど。
うるさい。サクッと試算してみましょう。
- データ節約モード中の画質は144p
- このとき、1時間聴取を続けた場合のデータ通信量は約10MB(イオンモバイルより)
- 片道1時間の往復で月だいたい20日勤務なので時間にして約40時間
- つまり通勤時間中のデータ通信量は4GBとなります
3GBまで | :¥1,078(税込) |
20GBまで | :¥2,178(税込) |
使い放題 | :¥3,278(税込) |
¥2,178(税込)/月
のコストをかけています。
お試し期間の日数や聞き放題プランの注意点など細かいことは取り敢えずさて置き、audiobookの年割プラン月額が¥833。
つまり通勤中に使用しているデータ通信量をaudiobookの月額に置き換えることによって、
¥1,911(税込)/月
と、¥267/月のコストを圧縮することができます。
ここでは楽天の試算のみ行っていますが、各社の最安プランと2番目に安いプランとの価格差を考えていただければ、他社との契約を行っている皆さんでも同じような事が起こるのかどうかがある程度分かるかと思います。
youtubeをaudiobookに置き換えるときの注意点
しかし、ただ圧縮効果があるだけかといえばそうではなく、もちろん注意点もあります。1.データ通信量の管理がピーキーになる
これまでは使い切れていなかった15GB近くが背後に控えていましたので、通信料が次のランクに(勝手に)スライドしてしまうことなど考える必要もありませんでした。
自宅の光通信をやめてテザリングでやりくりしよう!
などといった余程奇抜なことをしなければ。
しかしこの先は、
3GBを超えてしまうとこれまでよりただ単に高くなってしまう
という残念な結果になってしまいます。
ゲームのイベント開始日とかさ、メンテ明けにスタートダッシュしようとするじゃない?
そしたらさ、屋外で300MBのアップデートが始まっちゃうじゃない?
そういうのってもうしょうがな(モガモガッ!)
2.本当に年割プランで良いのか?
audiobookの年割プランは一括払いの¥9,990。
当たり前ですが期間中解約を行っても返金はありません。
また、日本語対応の聞き放題プラン対象作品が1.5万冊以上とはいっても、自分が聴きたいと感じるような作品が思った程見つからないといった事が起こる可能性もあります。
どちらかというとビジネス、啓発書に強い印象ですので。
かといって年割無しの月額プラン¥1,330(税込み)ですと金額的なメリットが無くなるどころか逆に高くなってしまいますし、競合サービスであるAudibleだともっと高くなってしまいます。
ですので、加入前にラインナップはよ~く確認しておくことをお勧めします。
3.オフライン再生が大前提
1.とも関連する内容です。
音声主体のファイルですので、1時間で約35MBと比較的おとなしめではありますが、いちいち屋外で作品をダウンロードしていては、プラン上限に達してしまう可能性があります。
事前の作品選びとダウンロードは必須ですので注意。
4.そもそもyoutubeに聞きたいコンテンツがあった
推しのYouTuberやVTuber、もしくは朗読主がいる場合、使い分けることになるか、そもそもaudiobookへの乗り換えは意味がありません。
これはライバー推しでMirrativを立ち上げっぱなしにしたいなどという場合も同じですね。
あと書籍より圧倒的にトレンドの話題に対する喰いつきが早いっていうのも捨てがたい。
メリット
たかだか数百円を圧縮するためにここまで力説なぞしません。最後に良かったことを思いつく限り上げていきましょうかね。
1.バックグラウンド再生が可能になる
これはでかい!
通勤時だけでなく、たとえば歯磨きをしている時などポケットに入れたりすることありませんかね?
そうするとですね。
何故か接触判定の大きい広告にいろいろ当たってしまうんですよ。
あと車の場合ですとナビの方を全画面にしたい時もありますしね。
昔はandroidの画面分割機能に対応していたのですがyoutubeプレミアムとの差別化の一環で廃止されました。
audiobookだとyoutubeが敢えて付加していたストレスから解放されるのは間違いありません。
2.広告が無くなる
これもでかい!
通勤時だけでなく、たとえば歯磨き(しつこいw)してる時とか30秒以上の広告が始まったりなどしたらもう終了ですな。
手を拭いてポケットからソロ~っとスマホを取り出してスキップ、そしてソロ~っとポケットに戻すときに広告に触れてしま(カット)
そんなストレスからも勿論解放されます。
そう、audiobookならね。
3.コンテンツの質が良い
言っちゃなんですがyoutubeには良質な朗読コンテンツというのがそんなに多く転がっていません。
夜行列車や師匠シリーズ、祟られ屋など出会ってよかったと心の底から思えるインディーズ作品もあったのですが、そもそも著作権上グレーもしくはアウトの境界線近辺にyoutubeの朗読はありますので、当然といえば当然かもしれません。
創作怪談については面白いものが出尽くしてしまった感がありますし、上手な朗読主さんばかりでもありませんのでもういいかな…と。
そろそろきちんと校正された文章をプロが読んでいる作品が恋しくなってきました。
まとめ
以上のようなメリット、デメリットをひっくるめて考えた結果、私はaudiobookを選びました。
言うても用心して使えば1GBちょいyoutubeに振り分けてもプラン上限に達することはありませんので、突然ど~してもスーパー戦隊の最新OPメドレーが聴きたくなったりしたら、かまわず聴きながら帰りゃいいわけです。
ブーンブーン!
と、いうわけでまずはさんざん分析してきたaudiobookがこちら。
⇨ 通勤中にオーディオブックで本を聴く - audiobook.jp
そして性能的にはほぼ遜色ないけど小説重視(ちょっと高い)で選びたい方なら、
⇨ 小説重視の人なら - Audible
ってとこでしょうか。
日本の行く末が怪しいとか老い先が短いとか、まぁいろいろ理由はありますが、とにかく無駄な時間など1秒たりとも存在しない!
休むなら休む。
働くなら働く。
そしてインプットとアウトプットは効率よく行う。
通勤時間なんて無駄の最たるものです。
昔は図書館でカセットブックを借りて無理やり通勤のお供にするなどしていたものですが、本当にいい時代になりましたね。
本当に…(しみじみ)
そこまでお金が惜しいならさぁ。
スマホの読み上げ機能を使ってWikipediaを延々(カット)
あー、あと予想外の効果としては、運転がゆっくりになりましたw
無駄な時間だと感じるストレスが無くなったので。
ほんと皆がやればいいのに。
以上、通勤時間を使ったコスパの高いインプットについてでした。