pet
作：三宅乱丈

かってに【ＰＲ】
お母さんもぜひお子様にすすめてあげてください
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『ビッグコミックスピリッツ』にて2003年より連載開始。
現在は『ビームコミックス』でリマスターエディションとして全5巻の単行本になっています。

中国マフィアに属するヒロキ、悟、司たち（pet）は特殊能力を使い、人の記憶を操作することでマフィアの犯罪に加担してきた。
しかし記憶操作に失敗しうまく辻褄が合わなくなってしまった場合、対象は廃人と化してしまう。
マフィアの方針に強い不満を抱えながらも、ヒロキは相棒であり自分のヤマ親（アイデンティティのコピー元）である司と、ただ一緒にいることだけを望みに日々を過ごしていた。
一方悟はヤマ親である林とは離れゞになっており、性格の悪い桂木と組まされる日々に耐えながら林に再び会う日を待ち望んでいた。
司に守られ無垢なまま育ったヒロキは悟と関わるうち、司が自分に様々な隠しごとをしていることに気が付いてしまうのだが…
といった出だしのサイコサスペンスです。
マフィアに支配されながら、いったい誰が味方で誰が敵なのかよく分からない状況で精神攻撃の応報が繰り返される。
もうぐっちゃぐちゃで見ていてつらい。
マンガ史に残って欲しい程の傑作で定期的に読みたくなるのだが、読むなら体調のいい日限定。
みんな幸せになって欲しいと願わずにはいられません。
未読ならばぜひ！