鳥取県西部の道祖神・サイノカミ
米子市淀江町
米子市淀江町
ここ稲吉には3箇所、計7基のサイノカミさんがあります。
4基は村下清水のほとり、2基は村中道端に、そして1基は村上の上津守神社隣です。
特に清水というのが、名水として知る人ぞ知る湯口の泉。
かつては湯の出る地であったそうですね。
村下 湯口の泉
依り代について(左奥)
依り代について(左前)
四角形の切石に円形の彫込みまでは…まぁわかる。
後は出典頼りになりますが、肉付け浮彫りの双体神立像なんだそうです。
因みに私、現役の土木構造物以外は苔そのまま派ですのであしからず。
依り代について(奥中央)
大雑把に🍙型ながら不定形の自然石に駒形の彫込み。
中に双体神立像が浮彫り線刻されています。
笏扇像であり、扇の日ノ丸がワンポイントで可愛らしいですね!
その他の特徴としては、男神が袈裟頭巾を身に着けているように見えるところ。
因みにこちら淀江タイプです。
依り代について(右端)
村中 道端
依り代について(左)
駒形の加工石に駒形の彫込み、中には双体神立像が浮彫りされています。
風化が進んでおりディテールはさっぱりわかりません。
…が、間違いを恐れずに言うなら、その等身や全体のバランスなどから烏帽子タイプではないかと思います。
保留。