鳥取県西部の道祖神・サイノカミ
米子市日野川以東
米子市日野川以東
ここも下り宮と言っていいのか?!
ちょっとした高低差と言われればそんな気がしなくもない日下神社が目的地です。
依り代について(道祖神)
拝殿に向かって10時方向にあります。
不定形の自然石に神像ジャストフィットサイズの彫込み、中には浮彫りの双体神立像。
笏扇像です。
母石の左右側面に文字が彫ってありますが、恥ずかしながら画像処理したうえで尚読めません。
出典によると、
村中
安政五年十二月日
世話人藤右衛門
佐右衛門
政右衛門
〇造
貞右衛門
善右衛門
と彫られているそうです。
また、鉢巻をつけているデザインが印象的。
余談ながら天鈿女命の蔦冠が鉢巻の起源だとする考えかたもあるそうですね。
類型:猫背タイプ
依り代について(自然石)
双体道祖神の陰に隠れていますが、後ろから支えるように置かれている大きめの自然石があります。
パッと見ただの支えにしか見えませんが、森氏はサイノカミだとしておられますのでたぶんそうなのでしょう。
パッと見ただの支えにしか見えませんが、森氏はサイノカミだとしておられますのでたぶんそうなのでしょう。