鳥取県西部の砂防堰堤
大山砂防
大山砂防
みどころ | : | 秘境 |
副ダム | ||
完成 | : | 昭和52年11月 |
堤高 | : | 15.0m |
堤長 | : | 47.0m |
立積 | : | 4,985㎥ |
計画貯砂料 | : | 105,000㎥ |
施工 | : | KK平井組 |
到達難易度 | : | ★★★★★ |
参考 | : | 日野川河川事務所のあゆみ |
堤銘板 |
位置
添谷砂防堰堤は、昭和48年に全体計画の作成された直轄砂防事業の中で、3番目に完成した古い砂防堰堤です。
概ね事業中盤頃までは、スリットや鋼製の流木捕捉工を供えている物件は無く、ここもオーソドックスな重力式コンクリートダムです。
水抜き穴すら空いていませんので、治水ダムで言うところのサーチャージ水位から副ダムのプールに向かって、常にサラサラと流入量と同量の水が越流しています。
さて、それでは体を動かす話に入ります。
とりあえず堤体を見てみよう、というところまででしたら簡単。
管理道を見つけさえすれば注意して山道を歩くだけですので。
それでも崩壊が進んでいたりしますので★3つはつけさせてください
ところが堤銘板を確認し、
・トロフィー🏆としてファインダーに納めたい
・施工主などの情報を得たい
などと考え始めると大変なことになります。
1段目の鉄梯子を降りて、茨をかき分けながら副ダムの縁をソロソロと進むと、堤体右岸のはしっこにギリギリ堤銘板が見えるのですが…。
無理をしないのがいいんじゃないかな。
鉄梯子が腐ってたりダムの縁が薮に隠れて見えなかったりで危ないですから…
人気の無い山奥で底の見えない緑色の池に落ちたくなんかないでしょ?
機材が充実している人なら、管理道からの超望遠で、季節によってはプレートを見る事も出来るかもしれないし、そっちのほうがいいよ。
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