鳥取県西部の道祖神・サイノカミ
米子市日野川以東
米子市日野川以東
依り代について.
拝殿向かって2時方向に2基のサイノカミがあります。
サイノカミ向かって右は自然石。
次に左の双体道祖神について。
不定形自然石の前面を大雑把に整え、双体神立像が恐らく浮彫り線刻されていました。
今は何らかの理由で線刻が失われており、見ることが出来ません。
浮彫りのシルエットのみではありますが、辛うじて男神が佩刀し槍を持っていることがわかります。
佩刀槍持ちの図案では、男神が猿田彦命である事が多いため、この依代でもそうなのだろうとは思いますが、あくまで推測です。
また、右に
世話人惣兵衛
慶応三卯二月日
左に
世話人九良兵衛
と彫られています。
祭神
ありがたいことに石碑が建っており、ご祭神がばっちり明記してありますのでここに引用しておきます。
御崎神社
遷宮○○建之
天照大御神
天穂日命
木野山大神
天穂日命
木野山大神
荒神宮
平成三年十一月吉日
素戔嗚命
石碑
塞の神(道祖神)
遷宮○○建之
閑話休題
ものすごーくどうでもよい事なのですが、ここの手前にある踏切が第3種(※)です。
わりと珍し
ほんとにどうでもいいですね。
※警報機と警標がついていて遮断器の無い踏切、実は警標のみの第4種より少ない。