八幡のサイノカミ

鳥取県西部の道祖神・サイノカミ
米子市日野川以西
鳥取県西部の道祖神、西八幡 巨勢神社の双体道祖神
2021-05-23
目印

巨勢神社

対象

双体道祖神

参考

塞神考 No.384
石に刻まれた祈り2 No.43

鳥取県西部の道祖神、西八幡 巨勢神社の双体道祖神
2021-05-23

米子市西八幡の巨勢神社。
本殿向かって右側、臨済宗要玄寺との間に草むらが広がっており、その西端にある双体道祖神がサイノカミです。

ザラザラした自然石の前面に薄ーい彫込み、中には双体神像が線刻されています。

出典により立像、座像と解釈が分かれていますがそれもその筈。
膝立ちというか前屈みというかなんとも微妙な姿勢で…、私は間を取って膝立ちとしておきます。

ぽんきちくん 後出しジャンケンのうえにどっちつかずって…
なんかすごい卑怯ですね。
所長

うるさいよ!
わかんねーんだよ。

えー、向かって右の男神は鼻高の猿田彦命で、佩刀したうえで槍持ち。
左の天鈿女命は宝珠を捧げ持っています。
そして向かって右側に慶応二寅三月、左側に願主村中…云々の文字。

線刻が浅いうえにかなり風化が進んでいますので、調査したい人は急げ!

ご来場ありがとうございました。
もしよろしければ…

そのへんの広告をポチッとしていただけたらすごい励みになります!