鳥取県西部の道祖神・サイノカミ
米子市日野川以西
米子市日野川以西
目印
巨勢神社
対象
双体道祖神
参考
塞神考 No.384
石に刻まれた祈り2 No.43
米子市西八幡の巨勢神社。
本殿向かって右側、臨済宗要玄寺との間に草むらが広がっており、その西端にある双体道祖神がサイノカミです。
ザラザラした自然石の前面に薄ーい彫込み、中には双体神像が線刻されています。
出典により立像、座像と解釈が分かれていますがそれもその筈。
膝立ちというか前屈みというかなんとも微妙な姿勢で…、私は間を取って膝立ちとしておきます。
後出しジャンケンのうえにどっちつかずって…
なんかすごい卑怯ですね。
なんかすごい卑怯ですね。
うるさいよ!
わかんねーんだよ。
えー、向かって右の男神は鼻高の猿田彦命で、佩刀したうえで槍持ち。
左の天鈿女命は宝珠を捧げ持っています。
そして向かって右側に慶応二寅三月、左側に願主村中…云々の文字。
線刻が浅いうえにかなり風化が進んでいますので、調査したい人は急げ!